ホアキン・フェニックスが歌ってます。
これが観たくてチョイス。
ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンなどがリスペクトするミュージシャン
ジョニー・キャッシュの伝記物語。
彼が薬物依存で堕ちた時に
歌で各地を一緒に回った親友のジューン・カーター(リース・ウィザースプーン)が居たおかげで立ち直ります。
キャッシュとジューン本人達のご指名で
彼等二人が演じる事になったとか。
ウィザースプーンはキャンキャンしたコメディの印象が強いけど
しっかり生歌で歌っています。
この作品でアカデミー主演女優賞を受賞しているのは意外でした。
ホアキンは普通の役よりも どうしても異常を来した時の演技に惹かれてしまう。
薬でおかしくなった時のキャッシュ
ダメな男を演じたなら やはり彼は本領発揮といったところでした。
ギターを弾く姿もキマってました!
ジョニーが幼少時 兄が亡くなった時に父親から言われた言葉···
これが後年まで彼を引きずるのです。
薬物に手を出し逮捕され どん底まで落ちましたが
見捨てなかったジューン。
彼女の家族も引き連れて彼を更生させたのです。
波乱万丈な人生でしたが
ジューンと出会い 結ばれるまでには
断られても何度もプロポーズを繰り返します。
彼の復帰には 前代未聞の刑務所でのライヴ。
「Cocaine Blues」といったアウトロー的な楽曲で 見事なカムバックを果たします。