シリーズ第2作、家族を失ったマックスが荒廃した世界を彷徨い旅する中で、貴重な資源（石油）を守る人々に協力し、暴走族と戦う物語。
本作はモヒカン姿のヒャッハー！な荒くれ者たちが跳梁跋扈する、完全に『北斗の拳』そのものな世界観で（むしろ『北斗の拳』が本作を多分に参考にしてるので当たり前なんですが）、登場人物のビジュアル面含めて楽しめました。
前作で愛する妻と子を失ったマックスの厭世的な雰囲気や絶望を背負って生きている感じもこの世界観とマッチしています。
前作のあの雰囲気からどういう過程を経て第4作の『怒りのデス・ロード』に至るのかなと思っていたら、本作冒頭でいきなりあの世界観にほぼ到達していて衝撃とともにちょっと笑ってしまいましたが、
逆に言えば、前作は世界観の作り込みがだいぶ甘かったんだなと…。
世界観説明やその経緯もしっかり最初に描かれているので、本作からこのシリーズに入ってもまったく問題ない感じです。
