KSat

メランコリアのKSatのネタバレレビュー・内容・結末

メランコリア(2011年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

終始、常人には理解され難い鬱病の心象を、わざわざキルスティン・ダンストを起用してまで分かり易く描いた映画。鬱患者である母がそう言ってたんだから間違いない。

美術書の抽象画のページばかり開いたり、敷地の外に出られなくなったり、破滅によってある種の活力を貰ったり。なるほど、鬱病だ。

確かに、ここまでこの世の破滅を美しく描いた映画はないかもしれない。

ただ、一気にわざとらしくなるラストはいただけない。
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