ダラボン×キングにハズレ無し。
ビデオリリースから伸びたショーシャンクの実績もあってか世紀末にCMがバンバン流れ、興収もすこぶる好調であったメガヒット作品。
当時は期待値に対して思ったほど面白いと思わなかったが、今見ると変わった印象を受けるだろうか？
何と言っても尺長な映画である。
ショーシャンクより30分以上長い正味180分の大長編だが、全くダレを感じさせない構成は流石の一言。
当時から感動巨編を売りにしている映画であるが、ラストシークエンスで判明する登場人物の秘密はよく考えるとちょっとしたホラーであり、物悲しくもあるという、なんとも味のあるラストである。
内容に関してはショーシャンクのほうが抜群に良いというのが正直な感想だが、3時間という長尺が90分程度に感じられたくらいダレるシーンが一切なかったという意味で、内容を超越してとんでもない映画な気がする。
