てっちゃん

しあわせの隠れ場所のてっちゃんのレビュー・感想・評価

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)
3.8
良い話だなと思ってみるべし。
細かいことにつっこみを入れずに、優しい視線で仏のような気持ちで観ることをおすすめします。
そうすればこんな優しくてあたたかな世界がまだあつたんだなと希望を持つことができるでしょう。

サンドラブロックさんの魅力が溢れ出ているので、それだけで十分に本作を観る価値はあります。
かっこいい人、ものすごく頼りになって頼りたい人、素敵な人、、、などサンドラブロックさんが詰まっています。

そんなサンドラブロックさんが主役で、魅力的な人物たちが脇を固めています。
マイケル大きいなあ!と誰もが思うことでしょう。
大きいなあ!と思ったのはフォレストウィテカーさん以来かもしれません。

ほんでですね、リリーコリンズさんが輝きまくってますね、本当にお綺麗です。
あとS Jがかわいすぎ。
めちゃくちゃいい子。
マイケルに指導したり、スカウト話に同席したり、友情に年齢なんて関係ないよね思わせてくれて、それは家族だから当たり前ってことなんだよね。

家庭教師役の人、どこかで観たぞ、どこだっけ、、そうだ!ミザリーのキャシーベイツさんだ!!
ミザリーの印象が強烈すぎて、いつマイケルがどつかれるか心配してたけど、、そんな心配無用のようでした。

そんな感じで、役者さんたちの演技もあるんだけど、アメフト映画って言うよりも、人間関係映画って印象。

とはいえ、個人的に気になったところもあって、、、
その最たるものが、これってマイケルが嫌な言い方だけど、運が良かっただけであって、その兄弟は放ったらかしなの?ってところ。

マイケル兄と、とある所で出会うんだけど、それ以降は特に触れず、兄弟もたくさんいるって言っていたのに、そこにも触れず、、そりゃ家族が崩壊しているような状況なんだから、そんなこと言うなよって感じなんだけど、マイケル兄に会った瞬間のマイケルの演出ではそんな風には感じ取れなかったのが気になった。

あと、字幕が最初は丁寧語で、次第にタメ口になったかと思ったら、また丁寧語に変わったりしていたのが気になった。

タメ口になるまでは分かる。
でもまたどうして丁寧語になったんだろう。
おそらく親として、尊敬して感謝の気持ちを持っているからかもしれないけど、だからと言って、ねえ?って感じ。

なんだ!うるせえ奴だな!黙って見てろ!って感じなんだけど、人間関係に重きを置いている作品だからこそ気になってしまったんです。
すみません。
てっちゃん

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