ももさく

ワン・デイ 23年のラブストーリーのももさくのレビュー・感想・評価

2.5
大学の卒業式に意気投合したエマ(アンハサウェイ)とデクスター(ジムスタージェス)は一線を越える事なく、その日から友人としての関係となる。

23年間7月15日だけを描写していくと言う作りが見てて楽しい。

どっちかが恋愛感情あったり異性を意識してる時点で友達なんて成り立たないとは思う。けど期間は短いかもしれないけど実際こう言う男女っていそうだなぁ。キスとか触れ合いとかしちゃったけど友達とか言って好きとか言えなかったり、その関係を壊したくないがゆえ素直になれないとかね。友達の定義ってなんなんだろうか?。

デックスはエマに比べると遊び人な上エマに恋人がいると分かれば嫉妬やら...。見ててちょっとイライラもする。

お互い心にずっと存在してるにも関わらず結ばれるまでの期間の長さときたら!しかも案外あっさりと...。

瞬間良かったって思う部分もあるんだけど、後半の悲しさときたらもう!

あの回想シーンが切ないんだけど2人の感じが見てて幸せな気持ちになってしまう。だから余計悲しいのかな。泣けはしないけど見終わってズーンとはなった。

デクスターの父親の言葉や想いが何だか印象に残りました。

前半アンハサウェイ可愛くないなぁと思ったけどどんどん綺麗になってくしジムスタージェスも髪型とか雰囲気がどんどん変わってくのが見てて楽しかった。

2人ともずーっと一途とはまた違うんだよね。他の人との関わりもあったけど心には必ずいたって事なんだよね。

やっぱり、その瞬間確信した想いは、すぐ伝えるべきなのかなって思えちゃう映画かな。恋愛でウジウジ好きなのに友達とか言ってる変な関係でいる人が周りいるならこの映画見せたらいいんでないかなと思う。