どーもキューブ

網走番外地 望郷篇のどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

網走番外地 望郷篇(1965年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

石井輝男の汽笛が鳴ってるよ健さん!



監督脚本石井輝男。

本作を番外地シリーズナンバー1にする方もいらっしゃいます。

私はワイズ出版名著「石井輝男」本にて本作を知り、

はまりだしたのがきっかけ。

全作みてないのにマイベスト「続網走番外地」

病魔のグラサン杉浦直樹(なんか笑える)

やっぱりニコニコ由利徹。

とどめのボス嵐勘十郎オヤビン。

劇中の黒人少年になんだか胸苦しくなる。

本作の感じた郷愁加減が

とても独自で

素晴らしいのだ!ああ!故郷!

 2009年2月14日レビュー

追記
網走番外地の最高傑作といわれた記事をみてみたら

あらやだ、ラストで涙ぽろりん。

石井輝男の素晴らしい所は、
異常性愛シリーズでエログロを徹底的にやり尽くしたと思ったら、

健さんとタッグを組んで番外地シリーズを撮りあげているところにあります。

本作のなんだかみたことない、

みしらぬ風景から田舎へ、故郷へ!と思いをはせる

素晴らしい感動作に変貌する。

作品は、全然感動作ど直球じゃなくて、いつもの健さん風来坊トラブルまきこまれ型なんですが、

由利さん、杉浦さんと謎の助演をはさみつつ

ラストへつながります。

私が網走番外地で好きなのは「北海編」ぐらいまで。監督交代してからは、質が落ちます。

さて望郷へいざなう、田舎!編!

ぜひ!どうぞ!
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