AQUA

25時のAQUAのレビュー・感想・評価

25時(2002年製作の映画)
4.0
スパイク・リー監督作品。
主演はエドワード・ノートンで他にもフィリップ・シーモア・ホフマン、ロザリオ・ドーソンが出演。

モンティは薬の売人をしていたが家にガサ入れが入り大量の麻薬が見つかり捕まってしまう、結果7年の刑をくらうことになるが収監の前の24時間、仲間と家族と恋人との最後の別れを過ごすことになる。

モンティは監獄に入れられたら最後、地獄のような日々を過ごすことを恐れていて、それなら自決して逃げようととすら考え追い込まれている。 そもそも誰が麻薬取締局に通報し裏切ったのか疑心暗鬼になり、疑いの対象は恋人や家族にまで向かっている。

モンティの周囲の人々の思いや思惑、誰が通報したのかというサスペンス部分、街に対する独白はあらゆる人々を批判し反発しつつも結局自分自身に対しての後悔と嫌悪感につながっていく辺りがとても上手いなぁって感じた。

映画.com参照
ニューヨークで生きるモンティは、今から24時間後に7年の刑期で収監される。刑務所で自分を待つ運命に怯え、服従か逃亡か、それとも自殺かと思い悩む彼は、残された時間をどう過ごすのか。同名原作小説を書いたデビッド・ベニオフが脚本を書き、「マルコムX」「サマー・オブ・サム」のスパイク・リーが監督。ジャズ・ミュージシャンとしても有名なテレンス・ブランチャードの音楽がゴールデン・グローブ賞にノミネート。

25時
25th Hour
2002/アメリカ
配給:アスミック・エース
AQUA

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