子供部屋のクローゼットの向こう側にあるモンスターの世界でのエネルギー源は、人間の子供の悲鳴であると言われているが…。
大きくて、見た目は怖いのに心優しいモンスターのサリーと、ひとつ目モンスターのマイクとの友情がとても素敵だ。
メアリーこと、モンスターの世界に入り込んでしまうブーに振り回され、いつしか沸いてくる愛情や、サリーとマイクが力を合わせて問題に取り組む姿は素敵だし、ブーがとても愛らしい存在で、笑えて癒される事間違いない作品だ。
こんなモンスター達だったら全然怖くないし、人間を恐れているので逆に怖がられてしまうのかと思うと面白い。
そんな事を考えながらも、とにかくすばしこいブーとの追いかけっこが楽しすぎた。
問題に直面する事になり、今までの価値観が崩壊し、信じていた事が覆される事によって新たな感情が生まれ、困難に遭遇しても解決しようと試みる優しいサリーが大好きだし、子供はやっぱり笑いが絶えない環境が大切なんだなと感じた。
エンディングの画も可愛いし、ピクサー作品の中で1、2番を争うほどこの作品は大好きで面白い。