児童文学『たのしい川べ』と『スリーピー・ホロウの伝説』という古典物語に登場する、ヒキガエルのトード氏と首なし騎士を描いた、イギリスとアメリカの物語。
前半は好奇心旺盛なヒキガエルのトード氏の冒険譚。
楽しいことが大好きで、新しいものも大好きなトード氏。
裁判になったり、牢屋に入れられたりと波乱な日常を過ごす姿を、ナレーション付きで情緒たっぷりに描かれている。
トード氏の展開はまさかの展開があり、ドラマの殺人シーンが思い浮かび、確かカエルはオタマジャクシの時はエラ呼吸、成長すると肺呼吸になるので、ずっと水中にいることはできないよなと考えが過り、トムジェリ感満載なシーンもあった。
スリーピー・ホロウはジョニー・デップのホラー作品と同じタイトルだと思いながらも、ディズニー作品らしく描かれている。
この作品はキャラクターにセリフはなく、ナレーションのみで進行していくが、ダンスシーンや、首なし騎士の場面はハラハラできて面白かった。
ディズニー作品は人が登場する作品が良いなと、あらためて思った。