人と鑑賞。
やっぱ面白いなぁ!!
どんでん返しはなくても、土台の設定が独創的だから、無限の想像の余地がある。キッズにはその想像の荒野がたまらない。
小さい頃は超大作に思えたけど、改めて観ると結構小ぶりな作品。
最後Mが辞めてしまうことが悲しくて切なくてやりきれなかったけど、それも意外とあっさり。あれ、もっと感傷的じゃなかったか。
でもコメディ要素が笑える。
ビビるウィルスミス、イキるウィルスミス。それだけで面白いから不思議だけど、
日頃の彼自身のポテンシャルなんだなぁと海外のトーク番組観てて最近思っていたところであった。納得だ。
あれは太陽のような人だ。
尊敬、憧れ。
MIBの素質は、
偏見や差別をナチュラルにしないこと。
宇宙人の赤ん坊を見たJの、
「意外とキュートじゃんかぁ」
っていうほんの一瞬のワンシーンが、実はかなりコアなメッセージかもしれない。
この映画公開から20年とちょっと、
多様性という名の諸刃の剣が多くを救い、多くを傷つけている今だから、
見逃せない場面だった。