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ドゥ・ザ・ライト・シングのmiiのレビュー・感想・評価

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
5.0
何がすごいって
前半と後半の落差。
2つの映画を見てるようです。

うだる暑い夏の日 黒人街のいつもの日常。
濃いキャラクターの面々が ぶつぶつ文句を言いながらも
この街は なんだか楽しそうだ!
「Fight the power」が流れてくると
あのでかいラジカセを持ったうるさい奴 また来たよ(笑)とね。

特にイタリア人サルのピザ屋のでのやり取りが サイコーに面白い~!
女子にサービスをするサルを横目に見る男子二人のお顔が サイコー(笑)
客がくだらないいちゃもんをつけて
店主サルが 本気で怒鳴る。
配達員のムーキーは 必ず道くさをする(笑)
そんな彼を おおらかな心で接するサルは
黒人を差別なんてしていない。
むしろ 彼等が小さい頃からピザを食べさせて 成長を見守っている人物。
それが「自分の誇り」だとも。

再びいちゃもんが始まると・・・

まさに 今年の3月に起きたばかりの NYでの黒人死亡事件。
そして 暴動。

これの発端の一部始終を見ていたムーキーは
何故先頭に立って あんな事をしてしまったのか?
ムーキーに宛てた「Do the right thing」
しかし これは 表向き。
その裏の真意もある事を
是非見て 感じとってください!

私たちにも宛てた 「Do the right thing」
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