原作はガンダムを始め、多くのSFに影響を与えた1959年のハインラインの小説「宇宙の戦士」。それなりに原作に沿ってるけれど、パワードスーツも出てこないし、イメージはだいぶ異なる。けれど、バーホーベン映画と思ってみたらめっちゃ面白いので、原作ファンも読んだことない人も、一旦原作のことは忘れよう。虫大嫌いだけれどこの映画の虫はでっかくて固そうで強いので平気です（あのすぐつぶれそうな脆さが苦手なので）。下品で一見B級なのにクオリティが妙に高いところはこれぞバーホーベン流って感じだね。もうバーホーベンの映画ってバーホーベンだよね。プロパガンダへのアイロニーをしっかり描いているところもただのお馬鹿映画と言い切れない･･････いやただのお馬鹿映画だな。偉大なSFをよくも。大好きです。ラブシーンもかなり印象的。Tシャツで目隠しはズルいエロい。グロは注意ね。
