16年ぶりに再演が決定した
2006年ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」のオーディション風景。
役を勝ち取り 舞台に立つ事を夢見て
幼い頃から練習に明け暮れた若者たちが
3000人もの列を成す。
枠は19名。
彼らの中から選ばれた者 選ばれなかった者達に密着。
ユカさんという日本人の方もいらっしゃいました。
審査員の厳しい目での選考
そこには忖度などは微塵もなく平等で
先月 藤原竜也さんの「ハリーポッター」のミュージカルを観てきましたが
あの有名な俳優の彼でさえも 一般の方達と一緒にオーディションを受ける。
シビアな世界です。
「ポール」役の方の演技に 感動してしまったわ。
オーディションだというのに···
審査員達も 泣いていました。
彼のように即決の方もいれば
役が決まるまで 8ヶ月の日数があり
実力があっても その期間のコンディションを保てず
結果が出せなかった女性もいたり。
皆様々なバックグラウンドを抱えながら
「コーラスライン」のあの物語と同様にチャレンジする情景は
彼等のパッションで 活力を分け与えてもらえて
「がんばろう！」という気持ちにさせてくれる。
エネルギッシュなドキュメンタリーでした。
2022/08/17
ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」観賞
Bunkamuraオーチャードホール
演技をしている表情も飛び散る汗も見える最前列のお席で観賞。
この方達も努力をしてきて手に入れた役なのだと思うと
それだけで感激してしまった。
ポールの場面は涙···
キャシーの魂心のソロも 暗闇にふわっと浮かんでいるような照明で幻想的だった。
「ONE」でのあっという間の早着替えに驚き
ゴールドの衣装で一列に並び 自信に満ちて誇らしげに踊る彼らの姿は圧巻！
