円柱野郎

世界侵略:ロサンゼルス決戦の円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

視点としては海兵隊の一小隊とその2等軍曹のみで追っていくので、かなり限定的な戦闘や状況だけが描かれる。戦闘シーンはとにかく硝煙弾雨と爆発に次ぐ爆発で臨場感は抜群、その分だけ彼らと行動を共にしているかのような没入感はあるのだけど、逆に侵略全体の状況は分かりにくい。まあ作品としては描きたい部分が局地戦に特化していると思うので、状況が分からないところが逆にリアル志向に見えるけれど。ただ話が後半になるにつれて大味(わずかな人数で敵司令部を破壊とか)になっている感じがしないでもない。海兵隊万歳映画と思えばこういう感じでも納得ですが。
主演のアーロン・エッカートは海兵隊員役の雰囲気がハマってました。ミシェル・ロドリゲスは相変わらず逞しいが、技官役というのはなんだか意外。エイリアンの描写はデザインも含めて割とステレオタイプだったかなあ。 そうそう"飛行体"と呼ばれるエイリアンの航空兵器の動きはなかなか良いね。姿勢制御にスラスターをふかしまくっている姿が気に入りましたw
円柱野郎

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