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バラ色の選択のRyuのレビュー・感想・評価

バラ色の選択(1993年製作の映画)
3.6
ホテルのコンシェルジュとして働くダグは自身のホテルを持つことを夢見ていた。スポンサー探しに奔走してるとクリスチャンという実業家が協力してくれることに。そのかわりクリスチャンは自身の愛人の世話をダグに頼む。しかしその愛人はダグが思いを寄せるアンディであった。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でお馴染みのマイケル・J・フォックスによるラブコメといったところです。主人公のキャラクター性はマーティ・マクフライと似たような感じです。彼はホントに翻弄される、奔走するドタバタっぷりが似合う人ですね。
個性的なホテルの従業員たちや、お客さんの要望に振り回されながらも、奮闘する姿及び、コンシェルジュの枠を超えるくらいのサービス精神、そしてユーモアにはホント 尊敬の意を抱くほどです。
好きな女性に想いを寄せながらも、夢のためにその人とキザな金持ちの仲を取り持たないといけない。彼女が相手といるところや、相手の元に去っていくところを見るマイケル・J・フォックスの表情がなんとも切ない。
相手役のガブリエル・アンウォーは「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」のタンゴのシーンでその美貌にうっとりしてしまった女優さんです。今作でもめちゃくちゃ綺麗で見とれてしまいました〜。
ストーリー自体のありきたり感は否めませんが、マイケル・J・フォックスのキャラクター、コメディよりの作風が作品全体の明るさを上げてくれていて、とても観やすい仕上がりになっていたと思いました。
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