27年前に日本を席巻した“口裂け女”の噂が、今また、とある郊外の町で広まりつつあった。
しかし、今度の噂は現実となり、町の子供が本当に連れ去られてしまう。
1970年代前半に子供の間で噂になったという『口裂け女』を題材にした作品です。
元祖のイメージだけ踏襲してストーリーは全く別物。
特に「ワタシ、キレイ」という『口裂け女』の台詞の意味合いの違いが象徴的です。
水野様が美しく残酷。
『口裂け女』という古典的な素材と児童虐待という現代的な要素を絡めたストーリーは中々上手く出来ていました。
女、子供に容赦なく、髪を掴みボッコボコに蹴りを入れ、ハサミで口を切ったり、メッタ刺しにしたり…
子供も容赦しないあたりがこの作品のポイントだろうけど。
ホラーっていうか、バイオレンス色が強い。
地震から始まる設定など他にも気になる点もありましたが目を瞑れる範囲内。
警察介入の余地無し。