同性カップルのニックとジュールスと2人の子どもたち。一家に訪れた精子提供者であるポールとの交流をきっかけに家庭崩壊の危機が訪れる。
全体的な作品の洒落っ気の効いた色味と雰囲気が好み。自宅のお庭の理想的なこと。わたしもお庭にテーブルセットしてクロスかけてワインと料理に会話を楽しみたい。登場人物みんなが傷付いて家族がまた日常生活を生きていくお話。大人も親も完璧じゃないし、子どもは親の知らないところで成長する。完璧じゃない人たちが愛おしく感じる。
マーク・ラファロ演じるポールはセクシーで自由でおおらかで好きだった。そのせいで大切な関係を壊すし傷つけるけど、わたしはそこも含めて嫌いじゃない。何より、若くて魅力的な女性より中年の女性に心を奪われてるところに励まされた。正直でモテるが故に失敗することもあるかもしれないけど、幸せになってね！
ミア・ワシコウスカ、やっぱり好き！可愛いなあ。眉間にシワの寄った顔ですら可愛いよ。
みんなで手料理とワインを囲む楽しげな様に、心底羨ましいと感じた。またみんなで気軽に楽しくごはんとお酒を楽しみたい。
親の愛情のもとで育つ子は大丈夫、っていうのがわたしの持論。本作はその裏付けのようだった。愛情は自信と心の器に繋がると思う、ほんとに。
