自由を説くことと、実際に自由であることは異なる。
自由であることを説きながらも、本当の意味で自由を体現している者のことは恐ろしいと感じてしまう。
自分たちとは別のフィールドにいる、全く読めない相手だと考えてしまう。
そして、自由であることを望んだ者たちは社会から抑圧され、排除されていくのだ。
まさに、アメリカン・ニューシネマ。
午前10時の映画祭にて観賞。
2週連続ジャック・ニコルソン祭りに胸が踊る!
若い頃のジャック・ニコルソン、セクシーだし人間としての深みもあって、キャラクターとしてすごく魅力的だった。弁護士という社会的地位のある立場にいながらも、自由な者を認めている頭の良さというか。
スーツを着て酒に溺れつつも街に馴染んでいるうちは警察にも顔が利くくらいの人気者だけど、一歩街を出て「自由」の立場に立つと、途端にすべてが変わってしまう。
最高だった!