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雨の午後の降霊祭のtransfilmのレビュー・感想・評価

雨の午後の降霊祭(1964年製作の映画)
3.8
イギリス映画。怪しいもの好きにとっては、この「雨の午後の降霊祭」というオカルトちっくで怪しいタイトルの映画は見逃せない。最初に画面にでてくる映画配給会社の名前も期待通りまったく知らない会社 笑

カルト的な映画なのかなと思っていたけど、映画の内容自体はかなりしっかりしていたと思った。ただ、主演のキム・スタンレーの演技が真に迫りすぎているせいか、途中までは観ててすごくイライラさせられてしまった。これが普通の話がまったく通じなさそうな女性で。。
でも、最後まで観ると、キム・スタンレーが演じた女性がなぜこういう人になったのか。を理解することができます。

「ミステリーの隠れた傑作!」と宣伝してあるけど、この映画はミステリーとはちょっと違うかもと思う。
もし原作があるなら、原作はミステリーなのかもしれない。

あと、画質は凄く悪かった。1964年の映画らしいけど、それ以上に古く感じます。

この映画、すごくマイナーな感じだし人にお勧めすべきかどうかは微妙なところですけど、決して駄作ではないと思う。
イライラしたけど、面白かったです。
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