雨の午後の降霊祭の作品情報・感想・評価

「雨の午後の降霊祭」に投稿された感想・評価

雨なので。

私の鬼門、黒沢清『降霊』の元ネタ

うむ、やはりオリジナルは面白かったのだな!
清のあほー(笑)!!

あちらは覇気の無さ過ぎる風吹ジュンが不自然過ぎたりしてあれこれゲロなホラーでしたが、こちらはよく練られたモノクロ・ミステリィでした☆



霊媒師マイラは、毎週降霊祭を開いているが、この能力をもっと認めて欲しいと思い始める。

そこで、夫ビリーに頼み、金持ちの娘アマンダを誘拐し、その情報提供をして有名になろうと画策。

あれこれ手回しをし、アマンダの母親や警察も彼女を頼ってやって来るのだが……



あなたは望み続けてきたはずよ
私の輝かしい未来を

エンドロールの音楽がなんとも優しく響く♪

マイラには本当に能力があるのか?それとも??

ん~切なくも面白い良作でした(〃ω〃)

誘拐してきたアマンダが異様に頭が良くて、こちらまでハラハラしてきてしまうww

誘拐するなら子供も選ぼうよ(笑)

降霊術とか霊媒師とか、ホラー好きだしなるべく信じたいのだけど、ニセモノが多いのがなんとも。
何処かにはきっと、ホンモノがいるのでしょうけど。

一度で良いからホンモノ体験してみたいですっ!!!
恐山に行った時、いたこさんはお留守でしたので。。。

でもきっと私は人間より、今まで飼ってたワンコやハムスターたちを降霊させてしまうな(笑)
それはそれでどんな降霊祭になるのか楽しみだけどww
心霊映画かと思いきや、死産経験以降狂人と化した自称霊媒師がマッチポンプ誘拐劇を繰り広げるノワールであり夫婦愛の映画でもあるという…
面白かったけど、冒頭で狂人の霊媒師が夫をそそのかすシーン(室内で延々と喋る)に16分も使うのは長すぎで辟易としてしまった。
中盤くらいから面白くなります。地下鉄で身代金強奪のくだりはかなり良かった。
画面が灰色一色で陰影が弱いのが残念。
いかにも60sと言った感じの画面。
こんなタイトルですがオカルト映画じゃない!
ブライアン・フォーブス監督の英国サスペンス🇬🇧
マーク・マクシェーンの同タイトルの小説が原作

週に一度の降霊会を生業としている霊媒師の女性が夫とともに子供の誘拐事件を起こして自らの名声を得ようと画策するお話

気の強い霊媒師にキム・スタンレー
彼女の気の弱い夫役はリチャード・アッテンボロー、彼は本作の製作も担当しています

“アーサー”を通して霊と交流する妻は、その声の主の為にも自分の能力を世間に認めさせようと誘拐を企てます

巷に多い似非「霊媒師」ですが、海外ではその力を信じている方々は多いようで、警察やFBIの捜査に協力する、なんて話も嘘か本当かよく耳にします

彼女も被害者宅へ乗り込んでいき、助けになれるかも…と匂わせ行動に出ます

妻の言いなりで行動する夫、ビクビクしていて危なっかしいのですが何故か全て上手くいきます

よくできた犯罪物だ!
と思っていたら予想外のラスト
「彼女は本物の霊媒師」だったのか
ただのサイコなのか

ちょっと切ない夫婦愛を感じる良作でした



因みに、黒沢清監督の『降霊』は本作のリメイク
こちらはかなりホラー寄りのようですね
観ていませんが💦
【お願いみんな私を認めて】
承認欲求の塊の妻と、妻への愛(それとも同情?彼女への負い目?)に翻弄される気の弱い夫のお話。

心霊と人間の怖さ、心理的なミステリーを絡めている優秀なストーリーでした!

映像も白黒を生かしたコントラストで撮られていて美しく、カメラワークも斬新です。

心霊的な演出が控え目だからこそ想像力が掻き立てられる。

最後まで要所が曖昧な演出なので、霊を信じる人やそうでない人も十人十色でさまざまな解釈ができそうです。
こういう所も非常に良いなあと思いました。

犯罪はおかしたくないけれど、誰かに翻弄されてみたいなあ…とか思っちゃいました。
愛は盲目。

全体を通して、とても丁寧に作られている良作です!
ameria

ameriaの感想・評価

3.0
2020年観たけど記録するのを忘れてた作品の記録づけ。日付けは忘れてしまった。

結局彼女にはあの力はあったのかどうだったのか…可哀そうでしたね。旦那様が子供を拐うのが上手くいかずまごまごしてるの可愛かったな。人は愛する人の為にならどうにかしたい一心で一線をヒョイっと超える。ラストのあの顔……どうだったのだろう。手を離さないでいてあげて欲しい。
SH

SHの感想・評価

3.9
自宅の部屋で降霊術を施す妻マイラとその夫ビリー。二人は計画をたてて裕福な家の少女を誘拐しようとするけど...というサスペンスドラマ。

モノクロ画面良し。タイトルも良し。いいアングルのショットもあって抑制のきいた良いドラマでした。面白かった。
サスペンスであり、同時に中年を過ぎた夫婦のシリアスなドラマでもある。

自分には一種の才能(ギフト)があると思い込み、それを有効に使えないまま人生を過ごしてきたことに対して不満を抱く妻と彼女が少し変であることを感じつつも妻を愛する気の優しい、でも少し弱い夫。
これみよがしなクサイ演出もなく物語の世界に冷めることなく最後まで観れました。
犬

犬の感想・評価

3.6
覗き穴

心霊術師の夫婦が、綿密な計画を基に少女誘拐を実行するというサスペンス映画

なんか恐ろしいですね

街中、家の中

捜査
攻防が緊迫感ありました

白黒
雰囲気も良かったです
nagarebosi

nagarebosiの感想・評価

4.5
あまり有名ではない本作ですが、見事なサスペンスであり心理的なスリラーでした。
息が詰まるほどの緊密な夫婦の関係が、二人の名演技により観ているこちらまで強い緊張感を強いられます。心が病んで歪んでしまっているキム・スタンレーと気弱なアッテンボローがとにかく上手いです!あまりにリアルで「この人、ほんとにそうかも」と思わせるほど。二人芝居の舞台を観ているような張り詰めた感覚です。それを写しだす撮影も端整な画作りで白黒が見事に合っています。
誘拐シーン、身代金奪取も巧妙でハラハラドキドキさせてくれます。
オチも見事で、皮肉が効いていながら哀切な気持ちにもなる、複雑な余韻を感じさせます。
未見にするにはもったいない作品。
ちょうど昨日福岡殺人教師事件のルポ読んだところだったから、妄言母ちゃんの怖さがより身に沁みた。

それにしてもすごい設定。ラストシークエンスはオカルトを肯定的に捉えてるとも観れるし、バカにしてるようにも観れる。占いとか一切信じてなくて「インチキだ!」っていう人には全編アホくさく見える。受け取り手のオカルトの守備範囲に任せられてる気がした。
とはいえこの夫婦はやりすぎだし、夫はおどおどせずに早くから止めるべき。霊能力とか言いだした時点でまずいと思わないと。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.8
全編に漂う陰鬱な雰囲気がたまらない通好みのミステリー映画だが、何よりも自分の心霊術に過剰な自信を持つ精神を病んだ妻(キム・スタンレー)と、それに従う優しい夫(リチャード・アッテンボロー)の関係性がリアル過ぎて息が詰まりそうになる。特にキム・スタンレーのサイコパスな演技が最高で、一見ぶっ飛んでそうな性格に見せて実は計算高いという最悪なキャラを、内に秘めたトラウマとともに見事に演じている。
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