このレビューはネタバレを含みます
ミュージカルの映画化で、奇怪な屋敷で行われるパーティーと、それに巻き込まれるカップルが描かれる。
屋敷の主人・フランクンは男でありながらボンテージとガーターベルトに身を包み、やはり奇怪な召使いを抱える。
歌と踊りを繰り返し、やがて二人はその熱に呑まれてしまう。
コメディ調でありながらグロテスクな内容が描かれショッキング。内容はあってないようなものだが、セクシャルな衣装や美術がそれを上回る。
終盤の展開は『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』を連想させ、その設定に思うところはある。