ナガノヤスユ記

アバンチュールはパリでのナガノヤスユ記のレビュー・感想・評価

アバンチュールはパリで(2007年製作の映画)
4.0
ロメールよろしくモンソーのパン屋の女の子の脇を素通りして、ひたむきにハングル美女の脚を追ったかと思えば、嘘も誠もへったくれもなく、ロマン全開の大空を描いた自作の真下、夢とも現実とも言えない女の腕にノロノロと不時着します。画家のくせに結局絵は一枚も描かない。
なんて優しくない映画なんだ。ひどすぎる、感動した。