ニクガタナ

カフェ・オ・レのニクガタナのレビュー・感想・評価

カフェ・オ・レ(1993年製作の映画)
3.4
主演も兼ねたマチュー・カソヴィッツの劇場長編初監督作品。混血女性が二股かけちゃった白人男性と黒人男性との三角関係ラブコメディ。妊娠した彼女の子どもはどっちの子か「白黒つけないカフェオーレ」。ちょっと卑屈なメガネキャラの貧乏なユダヤ人自転車便メッセンジャーと金持ちで小綺麗な黒人の大学生という男性二人の対比が、人種差、貧富差の問題を絶妙に織り込んでナイス設定。男同士の言い争いは絶えないが、深刻な感じがなく、ドロドロしてなくて軽妙で観やすい。フランスの恋愛映画観ると、だいたい男女共に性に奔放で、後先考えないのかなぁと思う。
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