わかってた、うん、わかってた。
あの前作の続編がいかに難しいか、は見る前からわかってた。
しかしその想像をこうも悪い意味で越えてくるとは、恐れ入りました。
前作の凄さはありえない状況ながらもその中の人間のリアルさを描くからその対比が面白かった。
が、今作は状況のみならず、ステージまでも四次元SFにしてしまうともはや方向性がわからない。
謎が解明されるでもなく、ひたすらハテナが増すだけで、しかもラストのひどさ。
途中まではミステリー風であらたな展開に少しワクワクしたが、なぜあんな人間くさいだれもがいきつく陳腐な展開にしてしまったのか。
ラストの展開さえ違ったら、もう少しスコアも良かったかもしれない。
ひたすら残念な作品でした。
