Narmy

ナイル殺人事件のNarmyのレビュー・感想・評価

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)
3.5
父親の巨額の遺産を相続したリネット・リッジウエイ嬢。
親友のジャッキーから婚約者サイモン・ドイルに職を与えてほしいと懇願され、会うことを了承する。
そして事件はエジプトでおきる。

ピラミッドやスフィンクス、神殿まで出てきて、古代エジプトを堪能!
この時代は割とセキュリティが緩かったのかな。
わたしの行きたい国No.2なので、ウキウキしながらエジプトの壁画やナイルに見入ってしまった。
結局壁画の内容は最後までどういう意味かは理解できなかったけど。

原作はアガサ・クリスティなので、ストーリーはすっきりと分かりやすい。
“オリエント急行殺人事件”のように、登場人物がたくさん出てきて、ベルギーの探偵エルキュール・ポアロがイギリス人のレイス大佐とともに犯人を推理していく。
このポアロ、トレードマークのお髭も申し訳程度でなんか笑える。
あんまり奇抜な感じは受けなかったので、少しイメージとは違ってたかな。
有名なアガサ・クリスティなので、何処かで聞いたか読んだかしたのかなんとなく序盤で犯人は分かってしまった。
作品自体も始まり時はめっちゃ面白そうだったんだけど、ちょっと尻すぼみ。

見どころは衣装や内装が素晴らしいことかな。
特にリネットの服は胸部分が綺麗に開いたものばかりで、容姿の美しさもあいまって極上の輝き!

“酢ではハエは捕まらない”フランスの諺らしいけど、どういう意味なのか気になる。
気になるとこばかりで、少し消化不良。。
Narmy

Narmy