名画座の特集で観ました。
始まってすぐ、登場人物が全員英語喋ってるのがめっちゃ違和感。これまで自分がこの作品を何度か観ていて大好きな作品だと思ってたんですが、よく考えたらだいぶ昔にテレビの吹き替えでしか観てなかったんですね。今回劇場で字幕版を観たんですが、中途半端に英語や中国語が分かると、余計気になるんですよねー。ぶっちゃけ吹き替えで観た方が楽しめたと思います。
他にも色々気になるところが。まず、坂本教授の演技はやっぱり気になりました。表情は良いんですが台詞が軽いんですよね。あと、宦官とか衛兵の動きがミュージカルというか京劇みたいだし。音楽も曲自体はすばらしいけど、アレンジや使い方があまり効果的ではなくて、CD聴いてる方が良いように思いました。
３時間近く観終わった後は流石ににそれなりに満足できましたが、なぜこの作品がアカデミーたくさん取れたのか分からいというのが正直なところ。題材と映画化したタイミングが良かったのでしょうかねー。ちょっと前に観た「タクシードライバー」は今見ても十分凄かったので、古いだけではないと思うのですが。
