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ユージュアル・サスペクツのGreenTのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
3.0
ケヴィン・スペイシーすげえ!って思ったけど、話の内容はどーでも良かったよな、という記憶があった作品です。

私の理解では、輸送トラックかなんかの強盗事件が起こって、強盗の前科がある5人の男たちが警察に容疑者として引っ張られてくるんだけど、このとき同じ留置場に入れられて、逆に犯罪のチームになってしまう。

どうも、一度前科がつくと、ずーっとユージュアル・サスペクツ(お馴染みの容疑者たち)として目を付けられたまま、まともな生活には戻れない。特にディーン・キートン(ガブリエル・バーン)は、弁護士の彼女もできて、まっとうなビジネスをしようとしているのに、容疑者扱いされて、世間の信用を得られない。

こういう状況なので、結局はまた犯罪に巻き込まれていくのだが、今回はどうやら伝説のクリミナル、カイザー・ソセの仕事を受けざるを得なくなる・・・・

5人の容疑者の中で、身体に障害があり、いじめられっ子みたいな犯罪者、ヴァーバル・キントを演じるケヴィン・スペイシーが、あの鼻にかかったつたない喋り方で、関税局捜査官のクイヤンに尋問に答える中で事件の全貌が明かされていくって内容なんですけど、関税局捜査官って何?って感じでした。FBI とかじゃないんだ。事件が密輸船で起こったから?

あと、5人は強盗の容疑らしいんですけど、こういう強盗って今でも良くあるんですかね?『グッド・フェローズ』でも、輸送トラックを強盗して、輸送していた商品を闇で売るって場面がありましたが、今どき強盗って、聞きます?1995年当時でも、強盗ってあったのかなあ〜。なんか70年代くらいの話に聞こえる。

とにかくケヴィン・スペイシーがすごい評価された映画ですが、私個人的には何を言っているか分からないフレッド・フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)がツボでした。

あと、マイケル・マクマナス を演じるスティーヴン・ボールドウィンがカッコいいな〜と思っていたら、この人ボールドウィン兄弟の一人なんですね!ボールドウィン兄弟は、アレックが一番有名だけど、この人顔がやらしくて嫌いで、ウィリアムとかスティーブンの方が可愛い!って思ってたんだけど、年取ったらみんなアレックそっくりになっちゃってガクっと来ました。

監督があの『ボヘミアン・ラプソディ』を途中で投げ出したと悪名高いブライアン・シンガーとは知りませんでした。

ネタバレはコメント欄で!
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