ナンセンスロケット

コララインとボタンの魔女のナンセンスロケットのレビュー・感想・評価

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)
4.0
【ライカ代表作。ストップモーションのブラックアニメ】

反抗期の子供がボタンの魔女の世界に迷い込むお話。

おー、これ面白い!
ストップモーションの完成された技術にブラックなストーリー性がとても良く合ってる。

ジトジトとした現実の暗さから逃げ出して、華やかな夢の世界に迷い込む。しかしその見せかけの世界は魔女の作り上げた虚構のもの。。🧙‍♀️

前半の現実と夢の対比がアニメーションとしては素晴らしく、またボタンをつけろという恐ろしさがまたなんとも。

後半はファンタジーテイストだが、崩れる世界は見て飽きない。設定は分かりやすいのだが、子供心も捉えられてていいんじゃないかな。魔女のラストも怖いなー。。

先に見たクボが正直今ひとつだったのだが、こちらはアタリでした。

ライカすごいやんー。