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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラのblacknessfallのレビュー・感想・評価

3.6
20年ぶりぐらいの再鑑賞

大ダコとフランケンシュタイン怪獣の戦いに巻き込まれる漁船
生き残った乗組員のフランケンシュタインの怪獣目撃談を信じない海上保安庁。
そんなものいるか!と恫喝しつつ、フランケンシュタインを作った研究所に問い合わせる。そんな研究所があるんなら頭後なしに否定するなよ。
だってこれは続編だぜ、『フランケンシュタインの怪獣対地底怪獣』の😂

しかし、海上保安庁が疑うのも無理ないとこあって前作で消えたフランケンシュタインの怪獣は心優しくヤツで人を襲わない。

フランケンシュタイン研究所の面々も含めて「こりゃ、いったいどういうことだろ?」「奴が海にいて人を襲うなんて」とか当惑してるうちにフランケンシュタインの怪獣は上陸して羽田空港を襲う。

何故だー!?と悩む間に怪獣は海で陸で、人を襲ってモシャモシャ食っていく、「とにかく殺るしかねー」と自衛隊が攻撃👊😡💣️あと一歩で怪獣を仕留められるその時にもう1人(1匹?)のフランケンシュタインの怪獣が登場、海から来た奴を庇って逃走。
そう、フランケンシュタインの怪獣は2人いた😵

後から登場したのは前作で行方をくらましたフランケンシュタインの怪獣、ずっと山に潜んだらしい。ここで初めて2人に名前がつく、初代がサンダで海から来た方はガイラ。

ガイラはサンダから分かれた肉片から誕生したことが分かる。フランケンシュタインは不死身の細胞を持っているのでそうなるらしい、不死身と再生は違う気がするけど、まあ、そう言われると納得するしかない笑 プラナリアみたいだよな笑

ガイラの窮地を救ったサンダだったが、元々人間と気持ちを通じ、育てられたフランケンシュタイン研究所の面々に絆を感じるサンダは、分身であるガイラに愛情もあるが、人間達のため食人を止めないガイラを苦渋の決断で始末することに。
構図的に「ゴジラVSコング」だね笑

ストーリーはさして良くも悪くもないベタなものだけど、円谷英二の特撮が冴えまくっていて見応えがある。
ガイラは海で生活していたから海藻みたいな肌色でサンダは山生活だからアースカラーで見分けがつきやすくしてるとこに配慮とセンスを感じた。
破壊される山やビルのリアルさ、自衛隊の戦車やヘリの精巧さは安定の円谷ブランド。

怪獣造形と特撮の質の高さを堪能できる怪獣映画の名作だよ。量産体制になってからのゴジラ映画、例えば『ゴジラ対メガロ』とかよりハイレベルで丁寧な作りな笑

ただ、フランケンシュタインの怪獣、人間型なんでバトルが人間臭いというかプロレス的でそこはちょっと物足りないかな笑

本当は『花束みたいな恋をした』観たかったんだよ、TSUTAYAは全部レンタル中でNetflixにもないし、J:COMのオンデマンドにもなかったから、これにしたんだよ。
正直、自分が楽しめるタイプの映画とは思えないけど、某SNSのフォロワーさんがオススメしてくれて、その方とは付き合い長いし映画の審美眼を信用してるから、どんなのか楽しみにしてたんだよな、、そう言えばFilmarksのフォロワーさんからはオススメされたことないな、映画に特化してるのに笑

あ、開催中のレビューには必ずこじつけて入れると宣言した東京オリンピックディスりを忘れた😩
Fuck Olympic! Death to Capitalist!!!
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