ピッツア橋本

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

3.5
"フランケンシュタイン怪獣の定義とは?"

フランケンシュタインの怪獣サンダと、その分身にあたるガイラによる怪獣バトル、そこに翻弄される人類の存亡を描いた怪獣映画。

ゴジラやガメラと一線を画すのはとにかくサンダもガイラもブサイクかつスピーディーな事だ。
フォルムがヒト型なので、動きが限りなく人間に近く、巨大さゆえのノロさや重厚感がイマイチ感じられない。
だから肝の怪獣バトルがなんだか単なる醜い兄弟喧嘩に見えてしまい、ワクワク感は無かった。
殴る蹴る発倒すのシバキ合いがメインで、ゴジラ的なビーム攻撃や尻尾攻撃みたいな特徴的アクションが無いのが痛い。
ただ払腰一本でマンションごと破壊するシーンだけは好きだった笑
もはや猿の喧嘩🐵

ただ特撮ゆえのミニチュア感やセットは素晴らしい!京都を演出するためか、なぜか研究室のヌケに五重塔があるのも芸が細かくて良い。

でも…タブーだけど…このシリーズ観るなら、ゴジラかガメラの方観るかなあ。ごめんなさい!
ピッツア橋本

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