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ファイナル・デッドブリッジのgのレビュー・感想・評価

3.7
[人生に影響を与えた映画]っていうトピックをよく見かける。ファイナルディスティネーションシリーズはそこまでいかずとも[生活に影響を与えた映画]の一つ。

バスに乗って窓がキコキコと鳴っている、
頭の上に古びた鉄のオブジェがある、
パイプ椅子のネジが緩んでいる、
実際これらのシチュエーションに合ったとき、まず最初に考えるのがファイナルディスティネーション。他にも似たようなことが起こるたびに思い出すシリーズになってしまった、、。
(少なくとも乗る予定の便名が180だったら私はビビる。)

ファイナルディスティネーション特有の、「死からは絶対に逃れられない」「死ぬまで焦らされる」という要素はちゃんとそのまま、映像が綺麗になってグロテスクさが増した!

「死ぬまで焦らされる過程」は毎度毎度素晴らしい!特にこの5作品目はそこが凄く良かった!特に「新体操部釘事件」と「中国のマッサージ店での鍼治療事件」がめちゃくちゃヒヤヒヤハラハラして、「どうしよ、目逸らそうかな」とか思いながらもしっかり目を見開いて観たり、、本作の醍醐味を存分に楽しめたと思う。

(個人的に思う)シリーズおなじみの「最初はかっこよく見えない主人公が最後にはかっこよく見えてしまう」現象も起こり、トムクルーズに激似の脇役が出てくるたびに「おトム……」と何だか嬉しい気持ちになったり、、

そして最後、綺麗に決まったラストにかなり興奮して「やっぱりファイナルディスティネーションシリーズ大好き〜!」と心から思えたので最高の5作目。
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