あおや

キング・コングのあおやのレビュー・感想・評価

キング・コング(2005年製作の映画)
3.5
ハリウッドが誇る“怪獣”。
筋肉質で力強いフォルムはまさに「強さ」の象徴。
キングコングはとにかくこのビジュアルに惹かれるものがある。
胸を叩き咆哮を上げ、自らの強さを誇示するかの如く威嚇するコングの姿がとにかく好きだ。

この“巨ゴリラ”とさながら『美女と野獣』ばりの掛け合いをみせるヒロインが、ナオミ・ワッツである。当時37歳というのが信じられないほどの美貌で、紅一点の彼女には“ブロンズ美女”の圧倒的破壊力をコング共々見せつけらてしまった。

半ばゴリラと美女の恋愛物語にも見えてくるストーリー展開。凍った池でのシーンなどはロマンチックな気持ちにすらさせられた。が、束の間の幸せは長続きしない。悲しい結末。そこまでの展開にかなり強引さを感じてしまう部分も。そしてジャック・ブラックの役どころがあまりにも酷い。

なにはともあれ
コング、男前。
ワッツ、美しい。
そんな作品。
あおや

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