ユミコ

修道女のユミコのレビュー・感想・評価

修道女(1966年製作の映画)
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以前から気になっていた作品。でも、やや長めだし難しかったり退屈だったらちょっと…… と躊躇ってました。でもアンナ・カリーナが出てるし、やっぱり観たい!ということで観ました。
結果、全く長さを感じなかったしアンナ・カリーナは美しかったし、わかりやすく、しっかりしたストーリーがありそして色んな意味で濃ゆい内容でした。

しかし、アンナ・カリーナは終始、可哀想の一言に尽きるのでした……。
母たちに捨てられ無理やり修道院に入れられその修道院でいじめられそれで別の修道院に移ったはいいが、レズ院長に惚れられマークされ、そこから助け出してくれた神父に犯されそうになり、やっとの事でそれらから逃れた果ては……。

アンナ・カリーナは全てにおいて美しかったけれど物語は全てにおいて悲惨な救いようのない内容でした。
ユミコ

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