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光のほうへのragaのレビュー・感想・評価

光のほうへ(2010年製作の映画)
4.5
人は聖人君子ではないけど、誰かを守りたい、頼られたい。優しさが生きる道標となり孤独ではないことに喜びを得る。社会不適合者と見放される人も同じく優しくありたいと渇望する。その優しさが社会規範にそぐわなくても彼らは決して孤独ではない。この主題をあくまでも彼らの目線から描写することによって作り手の優しさが滲み出る。人との繋がりと記憶が清々しい。
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