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「光のほうへ」に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

4.0
「偽りなき者」のトマス・ヴィンターベア監督作品

愛を知らずに育ち心に深い傷を抱えたまま大人になった兄弟が、どん底の人生から再び光を見いだそうともがく姿を描く

端から見たら強面でどう見ても堅気ではないけど、本当は子煩悩で心優しい兄
一見普通の青年だが実はただの薬物中毒で子持ちの弟
これも全てはアル中の母親から引き起こされた惨事

どんなに傷ついたとしても、人間はそれを背負って生きていかなければいけない…
愛ですら適わないクスリへの依存は本当に恐ろしい
こんなに救いのない人生があるのだろうか

さすがに「偽りなき者」程ではないけど負の連鎖はかなり観ててきつい
この監督は心理描写が巧みでさらに苦しい…

にもかかわらず、どこか温かみがある視線がこの作品の惹き込まれる要因かもしれない

考えさせられる重苦しいテーマだけど観て良かった

2020 自宅鑑賞 No.156 U-NEXT
凄く観たかった映画。

終始暗くて良い感じ。

『もっと会っとけば良かったな』なんて、兄弟の会話あったけど、よく分かる。
s

sの感想・評価

3.9
おい、、光の方へ向かってくれよ、、とずっと見ながら思ってた
そっちは彼らには光ってるように見えてるのだろう
あそこまで落とされたら、ラストの光じゃ希望抱けないのは、今の日本人だからなのかな
ちろる

ちろるの感想・評価

4.2
ケン・ローチや是枝監督作品などを、思い起こさせる辛くてやるせ無いデンマークのヒューマンドラマ。
育児放棄をする母親とその息子たち。
生まれたばかりの末の弟をまだ幼い兄2人が慣れない手つきで育てようとするのだが・・
こんな感じで物語は「誰も知らない」のような雰囲気なのだけど、実はこれはこの「育児放棄」をされた子供たちのその後を描いた物語。
子供時代のトラウマが払拭できず、社会にら馴染もうとしてもやり方は分からない。
そのまま大人になった兄弟はそれぞれの道にすすむのだが、人の愛し方、そして愛し方も分からない。
前半は兄ニックの物語、そして後半は弟の物語と構成されていて、どちらの人生も観ているのが苦しくなる。
彼らには人間としての優しさがしっかりと備わっているのに、それをうまく使えない。
それがもうもどかしくてどうしようもなくなる。
辛い辛い描写が続くのだけど、実はこの物語のメインは後半30分に凝縮されている。

愛を知らない彼らではあるが、彼らがそれぞれに対して持つ想いは紛れもなく「愛」だと思う。

すれ違いがもしもなければ何かが違っていたのかもしれない。
何一つ救いのないように見えた物語の最後に一筋見えた光。
ラストのラストで彼らの魂が救われたのだと信じたい。
jr

jrの感想・評価

3.8
ポスターとタイトルと中身全然ちがうやん
観てるのしんどかった
子供は親を選べないから
毒親に育てられたらどうしたらよいのか…

ラストシーン素敵
あの2人のこれからの為のタイトルと思いたい
子供は親を選べない。子供にとってはどんな父親でも父親。悲惨な展開に最後は希望があって良かった。
some

someの感想・評価

3.0
タイトルとジャケットにつられて見たら180度真逆の内容でしんどかった
emu

emuの感想・評価

-
スコアとか付け難い。
前半はきつかった。
後半は見て考えるといいと思った。
うめこ

うめこの感想・評価

3.8
タイトルとポスターの雰囲気ではないよ。
とっても静かで重たいよ。
でも、予想外だとしてもなかなか見応えのある映画だったよ。

悲惨な家庭環境、悲しすぎる出来事を経て大人になった兄弟。やっぱりそんなふうになっちゃうよね…
いやいや、2人とも人生のターニングポイントはあったはず。2人とも逃しちゃったんだね…
それでも どっちも優しさだけはずっと持ってて…
ラストにちょっとだけ幸せの予感が垣間見れたから救われた〜(๑˃̥̩̥̥̥̥̆ಐ˂̩̩̥̥̩̥̆৭)
右手と交換の幸せだけど…💧
原題も邦題も単語だけ見るとまったくニュアンス違うけど、どちらもすごく良いタイトル。闇をさまよう兄弟2人が光を求め苦しむ姿をどストレートに描く。

幼少期のある出来事から兄弟が心に自責の念と闇を抱えたまま大人になった。

トラウマを抱えながらなんとか頑張って生きていく!というような後半にかけてハッピーになる映画だろうと思っていた。邦題が「光のほうへ」だし。
でも原題は「Submarino」、潜水とか潜るという意味と水に頭を突っ込ませる拷問を意味するそうだ。

ホントはまともな人生送りたいに決まっている。でも、どこか諦めに似たというか、前向きになろうとしてもそう簡単に変われない人間のダメな部分を包まずに丸出しに描いてる。

程度の問題はあれど、人間誰もがダメな部分はあるけど、見過ごして、もしくはうまくかわし、またうまくつきあって生きていくもの。

だけどこの映画ではそんなことはほとんど描かずひたすら堕落していく様を描いてる。

一見フツーの人間に見えるけどそんな人間も一人ひとり闇を抱えている。それをダイレクトに描いてる気がする。

愛情に飢えてた子供の頃、成長してからも愛情を探してる。見つけても自己の闇の部分との葛藤。

どうにもこうにも不器用すぎる…。愛情、救いを求めて光のほうへ。水中をもがく。原題も邦題もどちらも的を射ている。

ラストにほんの少しの光は見えた気がするけどとにかく暗い。
面白いというには程遠いけど、これはとてもよかった。
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