ののな

祇園囃子のののなのレビュー・感想・評価

祇園囃子(1953年製作の映画)
5.0
面白かった!

フィルマの表示だとTSUTAYAのみですが、なんとアマプラで配信されてました(๑>◡<)お時間ある方には是非見て欲しいです!!

「舞妓の告発」で一躍日の目を浴びるようになった(体感)、舞妓の裏側……。舞妓・芸妓というと「白塗り、中卒、修行、お座敷、京ことば」くらいのイメージしか持っていなかったのでひたすら驚かされるばかりでした。

こちらはほぼ70年前の映画ですが、例の告発からは、その実態は今もほとんど変わっていないのではないかと思わされました。
てか、2022年現在の告発を読んで、70年前の映画から「ここのことか!」「この部分か!」とぴったり重なるの、なかなかだな…💦

現在は京舞妓は府外出身が多いのに対して、この頃は代々踊り子というパターンもメジャーなようで、より閉塞した逃げ場のない世界なのかなとも思いました。

芸能文化としてフジヤマに並んで称賛されている、その文化を存続させたいのなら、映画で引き合いに出されたように基本的人権の尊重をしながらでも十分可能なはずです。舞妓自身の口から「基本的人権」と言われると重みがあります。

それにしても若尾文子の可愛らしく、美しいこと…

未熟で初心な女を手篭めにしようとする男性きもすぎる😩😩😩一生口に包帯巻かれてろ🤢
ののな

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