ののな

大脱走のののなのネタバレレビュー・内容・結末

大脱走(1963年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

午前10時で鑑賞!面白かった!

脱走強いやつみんな集めてまとめて監視って、もっと身ぐるみ剥がして体育館くらい広いとこにまとめて収容とか一部屋ごとに見張りとかしないと…って思った😅

捕虜を殺さないという国際法を忠実に守り、かなり自由にさせている、「ショーシャンク」よりも好待遇に見える収容所🥺🥺

ドイツによる収容ではゲシュタポ→ユダヤ人、戦時中の捕虜の扱いでは日本→中国人、シベリア→日本人等々のイメージが強すぎて、環境良すぎてめちゃくちゃびっくりした…みんなイキって調子に乗ってるから序盤からバンバン撃ち殺されてくのかと思った💦

私からしたら戦争で絶対戦いたくないから、あんな甘々な環境下でも逃げ出したいのが不思議(ロシア兵は軍隊生活がキツすぎて捕虜暮らしの方が何倍も良かったらしい)だけど、それ程「自由」や「祖国」を求めていたんだな。

「トム」計画がばれた時に絶望して死に向かうアイヴスと、最後ラグビーみたいな追い詰められ方で元気に捕まったヒルツが、同じように鉄網に引っかかってたのが印象的。ヒルツはずっと諦めてないよね。

ドイツの軍隊をかなり良い感じに描いてて、逆にゲシュタポ=ナチスをすごく意地悪に残虐に描いてて、なんだか作為的に感じた💧

あとダニー本当に偉い!!!ウイリーとすごく良いコンビで、一番成功して欲しかったから良かった😭強がって目が見えるふりされるよりあのくらいいっぱい弱音吐いてくれる方がいい。結果的にウイリーがダニーの弱いところをカバーして上手く行ってるのが良かった!!!

生存者数、成功者数がすごくリアルで、絶対中にいた方が安全じゃんと最後に思ってしまった💦💦閉じ込められてる中でみんなで協力して反抗しようってのが生きる糧になってるんだろうな。。。

つくづく反戦の思いが強くなる映画だった🥲
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