今夜、ロマンス劇場でのののなのネタバレレビュー・内容・結末

宝塚版も本当に素晴らしい作品。
ロマンチックに徹してくれてとても良かった🥺💓

物語はあらすじにある通りで、本当に切ない。ピュアな人間とピュアな人間のラブストーリー、文字通り純愛ってなんでこんなに美しいんだろう…。ローマの休日から始まってアデラインで締めるなんて、あまりにも切なく美しい。

ちょっと離れた写真の構図やハンカチ越しの手繋ぎ、車椅子を介したお散歩、ガラス越しのキス、なんて綺麗なんだろうと驚嘆した。

冒頭から現代まで綾瀬はるか演じる美雪のたくさんの着こなし、髪型、メイクがお上品すぎて眼福🥹パールが似合うなあ🤍
綾瀬はるかは高貴で自由でわがままなお姫様で、献身的でパートナーと歳を重ねられない寂しい人間がすごく似合ってた😭

本田翼演じる映画会社ご令嬢のレトロなお嬢様スタイルもすごく良かった！
これパンフレットに衣装ごとに載ってたりしたのかな？めっちゃ良かった💖

若者パートの坂口健太郎はもちろん、老年期の加藤剛も、同じ経験をした柄本明も、信頼に足る素敵な男性であることが伝わってくる演技だった。

俊藤さん、最初はめっちゃ偉そうで嫌な大スタアかと思ったけど、並の役者と違ってペンキ沙汰で怒らないし、美雪に殴られても爆弾沙汰でも威厳を保つし、何より美雪が落ち込んで歩いてる時に不意に触らないのが紳士！「男が簡単に下を向くな。男の視線は常に未来。好きな女との未来を見つけて生きる」って教えてくれたシーンは、私も「勉強になります‼️」と、120度のお辞儀をいたしました。


最後の場面はもちろん脚本の結末でしかないんだけど、お互いの世界のみんなが列席してくれてて、あの世界のルールも守って健気に生きてきた2人への天国での贈り物みたいだった。

好きな洋画「ローマの休日」、好きな邦画「今夜、ロマンス劇場で」の夢見がち厄介女が爆誕いたしました。ありがとうございました。