三畳

バグダッドの盗賊の三畳のレビュー・感想・評価

バグダッドの盗賊(1924年製作の映画)
4.0
夫がFilmarks始めた時に好きな映画を尋ねたらまずMarkしたいと言ったのがこれともう1本あって、
これも当時は20人もMarkついてなくていきなり攻めたチョイスだなと思った
でも本人は攻めたつもりはなく至って素直に昔テレビで見て心に残ってる映画を挙げただけらしかったけど、
もう1本はなんとMark1(←夫がつけるまで0)、Clip2という誰からも注目されてない70年代のユーゴスラビア映画

絶対に見てみたいけどさすがにMark1の方は入手困難で、
このバグダッドの盗賊は色んなバージョンがあるんだけど去年借りてきたのは1940年版で見た途端これじゃない!と言われる

正しくは1924年のこっち、Amazonでゲットしてようやく鑑賞。
音楽がアラビックスケールのオルガンで、たまのかなしいずぼんみたいな曲がずっと流れてるけど
夫に言わせればこのBGMも記憶と違うらしく無声映画の付け替えあるあるなのかな?

お話はアラジンというよりかぐや姫のような冒険物語。次々登場する色んな魔法アイテムはホグワーツ顔負けで楽しい。セットが壮大で撮影所をそのまま俯瞰してるみたいな固定カメラや可愛い特撮っぽさに、少年時代の夫の心を掴んだのが分かる気がして嬉しかった。
一応淀川さんシリーズでDVD化されてるけどなかなかいきなり買う人はいないだろうから、ぜひBSでも何かの特集で流してどこかの子供の心にヒットしてほしい。
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