ある日、工場の製造本部長である男性(中井貴一)が殺害されるという事件が起こる。
しかし、容疑者は死亡してしまう。
残された手がかりは亡くなった家族と、亡き人の想い。
そこからわかる様々な事実。
水泳部、顧問、父親、息子。
別物だと思っていたストーリーが全て繋がったとき、感動する。
見応えたっぷりのミステリー。
麒麟の翼、それは勇気の翼。
本筋は感動だった。
あとキャストに今の若手俳優の顔とも言える松坂桃李、山崎賢人、菅田将暉といった俳優陣が勢揃いしてるのを見て、たまげたなー笑
しかし結局、労災隠し、娘の自殺未遂、顧問の事件隠蔽。
これらに対するその後の結末はしっかり描かれていなかった。
濡れ衣を着せられたことによる、世間からの目。それに耐えきれなかった娘の自殺未遂。
2時間にはとても全て収まりきらない。やはり、ドラマ視聴者としては連続ドラマの方が時間をかけられるので、物語の落とし所がしっくりくるのではないだろうか。
個人的にはそこまで気にならなかったが、評価が伸びないのはそこらへんが要因なのかなと。
