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切られたパンにのkyokoのレビュー・感想・評価

切られたパンに(1968年製作の映画)
3.7
幸せから逃げた男と幸せにしたかった女。夏の陽射しを浴びたカラフルな思い出が彼女をとらえて離さない(『海辺の恋』に対してこちらのカラーとモノクロのバランスは非常にしっくりきた)。「いっそ死んだと思えば」という彼女に必要なのは時間薬だけ。

彼女に寄り添うことしかできない優しい男(名前は確かピエール)は、私が今作幸せになってほしい人No. 1。


au pan coupéとはふたりが通ったカフェの名前だった。
「切られたパンに」ってまるで意味無し直訳邦題じゃないの…
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