ピッツア橋本

天使にラブ・ソングを…のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.8
昨日の金曜ロードショーにて鑑賞。LINEを通じて映画友達と実況応援しながら観たけど、やっぱりひたすら明るくてパワフルで面白い。

主人公グロリス(ウーピーゴールドバーグ)はステージ歌手だったが、恋人のハーヴェイカイテルに命を狙われることになり、まさに駆け込み寺としてある教会の修道女に扮して隠遁生活をする。はずだったのにシスターたちの放送事故レベルの聖歌隊に業を煮やし、思わず指導を始めてしまう。これが最高にハプニングでハッピーな事件をまき散らすのであった!!

みたいな流れ。2は不良を歌で更生する王道ドラマで、1はけっこう物語の導入にひねりが効いてる。でもまあ、両方とも頭空っぽにして楽しめる内容です。

シスターたちが思春期の部活生みたい。夜な夜なクラブに抜け出して、朝帰りしたところを院長にこってり絞られるところとか微笑ましくて仕方なかった。

グロリスが擦れたキャラの割に歌の教え方がとても上手い。ちゃんと歌下手シスターたちの目線に立って、神様というフレーズをおり混ぜながら克己させるやり方は本当に優秀な指導者。現実で不良生徒に手を焼いている教職員の方々は観た方が良いかも(笑)

みんなで観るのに最適な幸せ映画です。
ピッツア橋本

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