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ザ・ビーチのgのレビュー・感想・評価

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)
3.3
ザ・ビーチ!!
レオ様が楽園にやって来た!

題名で得られるイメージよりも、内容はだ人間の汚さや欲を描いており、重く、精神的に嫌になるグロテスクさがある映画だった。

序盤はレオ様が一人で旅行をしているシーンで、レオ様演じる若者の勢いだったり考え方だったりが垣間見えるシーンだった。

なんやかんやあって楽園といわれる島に着いたレオ様とその仲間たちだけど、ここからが嫌~な展開になっていく。

人が集まってコミュニティを形成する時、何よりも大事なのは、大変な時に支え合う力だとひしひしと感じた。表面だけの付き合いの共同体で、ある一部分が崩れると組織全体がボロボロになってゆく。それを引き起こすのは、自分勝手な欲だったり、自分の意思を示せなかったり、他の人に流されたりする心だったりと、「人間の嫌な部分」をモロに描いていた。

この辺はグロ要素と相まって結構気持ち悪かった。

共同体の中ではレオ様よりも元彼の方が何倍もイケメンだったよ……。
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