だいち

博士の愛した数式のだいちのレビュー・感想・評価

博士の愛した数式(2005年製作の映画)
3.5
美しさを感じられる瞬間を探して。

ゆったりしっとり小難しくなく、数学を軸に博士の豊かな人格を描いた作品。
大きな展開は無いのだが、時が止まっても進む時の流れを季節の情景を交えながら、美しく写していたのが印象的。

数字や数字は美しいと説く人は小難しいイメージもあるが、成長したルートの補足もあり、見やすい。
スローテンポだからこそ、見るタイミングに左右される。少し疲れた夜に観ると、あくびを何回もしてしまう映画。
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