第二次世界大戦下のポーランドのゲットーが舞台。ロビン・ウィリアムズ演じるユダヤ人のジェイコブが、ドイツ軍司令部で、たまたまラジオから耳にしたニュースを友達に伝えたことによって、ジェイコブが、ラジオを持っていると誤解されるが、それをきっかけに、連合軍がすぐそこまで来ていて、まもなく解放されるというニュースをでっちあげて、皆に伝え、住民たちに生きる希望を芽生えさせていく物語。「ほらふきヤーコプ」という小説が元になっている。
とにかく、ロビン・ウィリアムズが、はまり役。彼にしかできない役だなと思った。脇役に有名な俳優が数名出ていて、よかった。
医師に、奥さんが胸やけの薬よと渡すところでは、ハッとなる。
匿っていた少女とダンスをするシーンが、とても良い。