よっちゃん

トゥルーマン・ショーのよっちゃんのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.1
自分の半生も今現在、長寿番組として放送されてるとしたら… と考えると恐ろしいものです。

産まれた時からトゥルーマン・ショーの主役として全世界で放送されて世界中の人々がトゥルーマンの人生を見ている…1つの町を作った巨大なセットに暮らす町の住人達は全員役者であり毎日決まった行動をする日常に気持ち悪さもあった😰

何気ない毎日を過ごすトゥルーマンなの元に上空からカメラが落ちて来たり、死んだ筈の父親が突如現れて来たり(笑)エレベーターが開いたら奥で演者が休憩していたり、スポンサー商品の宣伝を入れながら演じたり何か視聴率を気にしながら番組を進める脚本にスポンサーありきの現代チックさも感じられた🤔

また、過去にトゥルーマンが恋した女性もトゥルーマンに対し見世物として知らずに生きている事を不憫に思い、この作られた世界から解放させようと真実を伝えるもスタッフに拉致されてしまうのが何とも(笑)

トゥルーマン自身は、過去に恋した女性の言葉から疑問を持ち続け脱出計画を実行に移し人間としての尊厳を取り戻すんだよねー☺️

まぁトゥルーマンも一人の人間なのだから人生を選択する権利は持っているし、誰にも止める権利はないよね🤔

トゥルーマンが命懸けで航海する姿に彼の覚悟を見たし、去り際の一言も最後まで明るく笑顔のトゥルーマンのままでしたね!

本当に、ジム・キャリーは何をやらせても一流だなーとつくづく思いました😊