ももさく

星になった少年 Shining Boy & Little Randyのももさくのレビュー・感想・評価

2.6
小川動物プロダクションに支払いを求め男が2人やってくる。小川動物プロダクションの経営を仕切る佐緒里は何匹かの動物を手放しアジアゾウの「ミッキー」「ランディ」「ミニスター」を買う。

小川哲夢(柳楽優弥)テツ、てっちゃんと呼ばれる。学校では動物くさいと軽いイジメにあっている。ゾウと話せる。タイで勉強しゾウ使いを目指す。

小川佐緒里(常盤貴子)耕介 とは再婚。哲夢と紀は前の旦那の子。4人の子供を持ち、大変な経営を支えている。象を買うのが夢だった。

小川耕介(高橋克実)佐緒里の夫。獣医大を出てるが資格がない、好きな事だけしておりたよりにならない。

藤沢朝子(倍賞美津子)佐緒里の母親。哲夢にキャップをあげた。

小川紀(於保佐代子)哲夢の姉。弟思い。

小川貴生(加藤清史郎、谷山毅)哲夢の弟。

小川万希(井上花菜、甲野優美)哲夢の妹。

村上絵美(蒼井優)動物を商売道具にしてるのが許せない。哲夢とイベントで出会う。

他登場人物、動物→ゾウ使いのタイ人達、同室のタイ人ポー、ゾウのファー、チンパンジー、虎、猫、犬、鳥他。

他出演者→相島一之、永堀剛敏、小野武彦、武田鉄矢、中村育二、ブラザートム、森下能幸、友部康志、佐藤二朗、伴美奈子、佐藤真弥、森聖矢、柳沢大介、中村奎太、岡本奈月、前場莉奈、山田勇也、小手伸也、武田義晴、夏木ゆたか他。

   「仕方ないでしょ、あんたの子ですもん」


実在の方、坂本哲夢という方の物語で彼は原作者、坂本小百合の長男らしい。

柳楽優弥を「誰も知らない」を見て知り、その次に見た作品がコレでした。どちらも劇場で見た記憶。久々の再鑑賞。

人生で2度だけゾウに乗った事がある。1度目は何処でだか忘れたがかなり幼い頃おじいちゃんと一緒に乗った。2度はバリに行った時に、ゾウ使いとともに。でもその時少し切なくなりました。強い口調で叩かれたりして操縦するのを見て…。でも、この映画見て強い口調も大切なのかなとも思ったしゾウに寄り添い信頼関係を築いているゾウ使いも沢山いるのかなって。

親子の悲しい儀式、ゾウの楽園より来週の試験、プリプリのダイアモンド、ハーモニカ、オリオン座、割れた窓ガラス、焼きおにぎり、サッカーボール、黒猫、屋根の上も印象的。

初めて見た時も思った…そんなぁ…って。人生とは、いつどうなるかわからないし実話ってのがね。

ラストまで見れば生まれ変わりってのがあって欲しいなーなんて思えた作品でした。音楽担当が坂本龍一でとても良い。

   「お母さんがゾウに夢中になってたからです」



柳楽優弥→是枝裕和に「目に力がある」と言われたように目が印象的。Aスタジオでも語っていたが、一時期アルバイトをしていた事もあったり挫折もあったよう。堀越学園で出会い一目惚れし若いうちにプロポーズし結婚。今も結婚生活続いてるのも好感持てます。今は日産ルークスのCMくらいしか見かけないが奥さんの豊田エリーも可愛くて好き。そんな彼女もAスタジオで言っていたが彼が挫折していた時も、彼なら大丈夫と信じ支えたのも凄いなと思いました。

2005年の作品で今見ると、あまり演技は上手く感じないが初々しい。今沢山の作品に出ていて演技もうまいですがドラえもん映画の吹き替えだけは下手に感じ、声の演技は別物なのか!?って思った。