ゆう

ネバーランドのゆうのレビュー・感想・評価

ネバーランド(2004年製作の映画)
4.0
“凄いな。君は30秒で大人になった"

信じれば夢は現実になる。
劇作家のバリとピーターパンのモデルになった家族のお話。

ピーターパンが大人も楽しめる舞台作品として作られたのは知りませんでした。
てっきり児童書だとばかり思っていました。

誰よりも純粋な心を持ったジョニデ演じるバリ。想像力豊かで遊び心のあるバリは公園で出逢った家族とすぐに打ち解ける。

ピーターを演じた子役のフレディ君。
チャリチョコでもジョニデと共演していたけど、こちらが初共演。お芝居が本当に上手。

"信じれば夢は現実に。"
ネバーランドは信じる者に見える世界。
想像の羽を広げればいつかきっと行けるんだ。
後半は涙と笑顔が入り交じって多分酷い顔してた。

子供の頃は空想が好きでよくぼーっとしてるねと言われるような子だった。空想の世界はなんでも有りだし、雲にだって乗れてホグワーツにも入学出来るって信じてた。
今は日々の忙しさに追われ、想像している余裕さえ無くなっている。
私も大人になってしまった。

それでも、余裕の無い時こそ想像する事をやめたくない。想像は人生を豊かにしてくれる。映画が教えてくれたこと。
信じる力は偉大だ。
ゆう

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