何とも賢い作り方です。
この映画で10本は映画出来るはずなのにそれをあえて1本に詰め込むことによって生まれた奇跡。。
半端ではありません。
何通りものストーリーが時間経過に沿ってちりばめてあるため、それぞれのシーンの数は確かに短いです。
その上深入りしていないかもしれません。
しかし、それを言い換えたら中だるみがないのです。
退屈を一瞬たりともしなかった作品です。
それでいて、全てのエピソードが何とも素晴らしいです。
少年の恋もほろ苦いくて微笑ましいし、それを見守るリーアム・ニーソンのエピソードもちょっぴり切ない。
リーアム・ニーソンのエピソードがあったからこそ、少年のエピソードがとてもドラマティックで感動的になります。
それぞれのエピソードが連鎖しているところも見事です。
しかし、自分的に一番グッときたのがキーラ・ナイトレイに恋をしていた男の話です。
男性諸君はあのエピソードには感動したのでは?
まぁ確かに親友があんな綺麗な女性を嫁にしたら戸惑うわな。。
その気持ちを自分なりに伝えるあのシーン、名シーンですよね。
心温まります。
そして、良かったんだと自分に言い聞かすところもグッときます。
是非クリスマスに観たい作品です。
ストーリー 4
演出 4
音楽 4
印象 3
独創性 3
関心度 4
総合 3.6